今季初めての感触でした。松中信彦選手が、6月13日（日）のジャイアンツ戦（ヤフードーム）の3回に、先制の4号満塁本塁打を放ちました。

これまでの3本と違ったのは、松中選手が常日頃から「永遠のテーマ」と話す、直球をしとめた一発だったということです。
「やっとストレートをホームランにすることができました。これが今季のスタートですね」。
また、この一発は難しい内角直球を右翼ポール際に運ぶ、松中選手らしい打ち方でした。秋山幸二監督も「これでホームランを打つ感触がつかめたんじゃないか」と嬉しそうに話していました。

ジャイアンツ2連戦は連続でお立ち台に立つ活躍。チームは首位のライオンズに1ゲーム差にまで迫っています。
「これから7、8、9月と大事な戦いがやってくる。チームが一つになって、みんなで励まし合いながらやっていきたい」。
特に2戦目のホークスベンチは選手たちがみな身を乗り出して、チームが一体となり戦う姿勢を見せていました。松中選手はこの雰囲気に、今後の戦いへの手応えも感じていました。