山田大樹投手が、プロ2戦目で育成出身選手の「パ・リーグ1番星」をつかむ。きょう18日の西武戦に先発。西武ドームでランニングなどを行った左腕は「(西武は)強力打線ですよ。全員が注意するバッター」と警戒心を強めた。それでも「映像とかは見たけど、それよりも自分の投球をすることに集中したい」と、気を引き締めた。
プロ初登板初先発となった10日の横浜戦では、6回4安打3失点ながら白星はつかなかった。失点は、緊張からか初回に3四死球などで与えた3点だけ。秋山幸二監督は「(前回の)2回以降の投球をしてくれれば」と、リーグ再開の“開幕投手”に期待をかけた。
相手は8勝を挙げているエース涌井投手だが「自分レベルが意識できる投手ではない。投げ合えることを幸せに思って、試合中でも何かを盗むくらいの気持ちでいきたい」と鼻息は荒い。今日こそ山田投手が育成ドリームをつかむ。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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