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ホークス2番手の攝津投手 |
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8回から3番手で登板したファルケンボーグ投手は、3者連続三振で無失点に抑える |
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馬原投手は9回の1イニングを3者連続三振で締めた |
ホークスが誇る「SBM」が、パーフェクト救援で1点リードを守りきった。
7回。先発和田毅投手の後を受け、攝津正投手が3試合連続でマウンドに登った。下位打線をピシャリと3人で抑え任務完了。8回にバトンを受けたファルケンボーグ投手も、圧巻の投球だ。1番宮出選手を簡単に2球で追い込むと、3球目は152km/hの剛速球で空振り三振。嶋選手をカーブで三振に片づけ、最後は鉄平選手を鋭いフォークで三振に切った。「内容はともかく3人で終われてよかった」。登板33試合で防御率0.52の右腕は、打球を前に飛ばすことも許さなかった。
最後は守護神馬原孝浩投手がリベンジ投で締めた。中村紀選手、ルイーズ選手、山崎選手の大砲3人を3者連続三振。前日25日、同じく1点リードの9回に登板して同点に追いつかれた悔しさを、これ以上ない形で晴らした。「昨日の(延長)10回に修正できたことを出せた」。最少リードを守りきった救援陣に「ピッチャーがよく頑張ってくれたね」と秋山幸二監督のほおも緩みっぱなしだった。