2010/06/30 (水)

杉内投手、4年連続のシーズン10勝目を挙げる

8回を1失点で投げ切りガッツポーズでベンチに戻る杉内投手
8回を1失点で投げ切りガッツポーズでベンチに戻る杉内投手
杉内俊哉投手が4年連続のシーズン10勝目を挙げた。ロッテ打線を相手に、8回4安打1失点。19得点と大量援護した打線に負けじと、8奪三振の好投で通算6度目の大台に到達した。19得点とお祭り騒ぎの試合の中、初回から8回まで表情ひとつ変えず118球の熱投。「早い回から点を取ってもらえたので、大胆に攻められた」と打線に感謝した。

28日には、9年目で初めてファン投票での球宴出場が決定。「ダルビッシュが上にいたから、抜けないかなと思っていた」。選んでくれたファンのため、ハーラートップに並び、リーグのエースとしての力を存分に見せつけた。

先週チームは今季最多の6連敗。自身は前回20日西武戦で、3回6失点で3年ぶりに5回をもたずに降板。連敗を止めるどころか、疲労を考慮され中8日の間隔を空けられた。24日の日本ハム戦後のベンチ裏。ようやく連敗をストップさせた山田大樹投手に「止めてくれてありがとう」と頭を下げるほど責任を感じていた。

02年の入団以来、千葉マリンでは13試合に先発し、黒星は03年7月の1試合だけ。得意の球場で、リーグ1位の打率を誇る打線を完全に牛耳った。ライバルロッテを3位にたたき落とした、これぞパのエースの仕事だった。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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