7月3日（土）、「王貞治ベースボールミュージアム」がついに開館の日を迎え、この日の午前にオープニングセレモニーが行われました。

式典には王貞治会長をはじめ孫正義オーナーらが出席しました。
最初のマイクの前に立った孫オーナーは「王さんは私が子供の頃からの憧れのヒーロー。世界記録を持つ王さんの記念館だから、世界一のミュージアムを作ろうという思いで議論を重ねてきました」と設立までのエピソードを披露。
続いてあいさつを行った王会長は「本当に素晴らしいミュージアムを作ってもらい、ただただ感謝の気持ちです。ここに飾ってあるのは過去のものだけではなく、未来にかかわっていく子供たちに夢を与えるものもたくさんあります。親子の絆の強さを確かめ合い、さらに何事にもチャレンジする大切さを共感していただければと思います」と話しました。

入場口前で行われたテープカットには、当ミュージアム開館を記念して「野球とわたし」をテーマにしたミニエッセイを募集し、見事大賞を獲得した中村すみれさんと千砂子さんも出席しました。

また、オープン初日は3,756人が来場。ミュージアム内の「89（やきゅう）スタジオ」では、王選手の一本足打法の生みの親として有名な荒川博氏によるティー打撃教室が行われました。