先発した杉内投手

タイムリーを放った松中選手

力投する馬原投手

10月29日（土）はサンマリンスタジアム宮崎でのスワローズ戦。天候が心配されましたが、懸命なグラウンド整備もあって無事に試合を開催することができ、ホークスが5対1で勝利しました。

先発は杉内俊哉投手。時折雨が降る悪条件の中でしたが、5回を投げて4安打1失点に抑える投球で順調な調整をうかがわせました。「（CSでも）何も変えることなくいつも通りに。緊張はもちろんするけどね。でも、調整方法などを変えるつもりはないです」。この日の投球についてもまずまず納得で「今の状態のまま（CSに）入りたい。気をつけるのは、風邪をひかないこと（笑）」と話しました。また、最終回には馬原孝浩投手が登板し、1回をきっちり3者凡退で抑えました。

打線は先制された直後の3回裏に本多雄一選手のタイムリーと内川聖一選手の犠飛で逆転。そして5回、この日が復帰戦でいきなり4番に座った松中信彦選手がセンター前タイムリーを放ちました。松中選手は9月14日（水）のライオンズ戦（ヤフードーム）で右ひざに死球を受けて骨折。それ以来の実戦でした。「1カ月以上離れていたので、2打席目まではイメージ通りいかなかった。（タイムリーを打った）3打席目からようやくタイミングがとれたし、ボールもしっかり見えた。3打席立たせてくれた首脳陣に感謝したい」と笑顔交じりで話しました。回復具合は「6割程度」と言いますが「痛みはない」と断言します。「チームに迷惑にならないよう、しっかりと判断したい。でも、CSで良い思いをしていない。悔しさを晴らしたいという気持ちは人一倍ある」と出場へ意欲を燃やしました。

チームは31日（月）まで「みやざきフェニックスリーグ」に参戦して調整を続けます。