日本一のビールかけ。今季3度目の「祝勝会」ですが、日本一という最大の目標を達成しただけに選手たちは最高潮の盛り上がりで喜びを爆発させました。

会場に監督やコーチ、選手、スタッフらが集合すると、壇上ではまず孫正義オーナーが挨拶。「この日本シリーズはハラハラドキドキの連続。昨日はがっかりしましたが、今日は心機一転、ドカーンと！日本一になりました！福岡に戻っての日本一。我々の夢であった、ファンの皆さんの前でチャンピオンフラッグを掲げることが出来た。その思いでここまで頑張ってきました」と声を張り上げました。さらに王貞治会長も「素晴らしい戦いでした。2011年の日本シリーズは忘れられない、語り草になるような戦いでした。最高だ！」と興奮を隠せません。そして秋山幸二監督が「みんなやったゾ！みんなのおかげで今年は3回も胴上げしてもらった。感謝しています」とナインに呼び掛けると、選手たちからは大きな歓声が上がりました。

そして乾杯の発声は川崎宗則選手です。「やったゾ！今日はとことん行きましょう」と気勢を上げると「やるんダ、勝つんダ、超えるんダ、日本一になったんダ！」の合図で歓喜のビールかけが始まりました。

ビール3000本、コーラ400本などが一気に噴き出され、選手たちは大はしゃぎ。日本一まで戦い抜いた互いの健闘をたたえ合いました。

ラストの締めは小久保裕紀選手。「福岡ソフトバンクホークスとなって初めての日本一。来年は真のチャンピオンとして追われる立場になりますが、今年の12月までは誇りを胸に、ゆっくりと過ごしましょう」と挨拶しました。