
ヒーローインタビュー
山田投手

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持ち前の粘り強さを発揮した。4月24日(火)のライオンズ戦(ヤフードーム)に先発した山田大樹投手。7回を投げて131球を費やし、フォアボールを4つ与えるピッチングでしたが、ホームを踏ませることなく無失点投手。今季3勝目をマークし、連続無失点イニングを「19」に伸ばしました。
「勝ったことに関しては嬉しいけど、今日はチームのみんなに勝たせてもらいました。しっかり気を引き締めてやらないといけません」
勝利投手にも思わず反省の弁。それでも、昨季までにない確かな手応えも感じています。
「今年はピンチになると腹をくくれるし、楽しめる。抑えたら流れが変わるな、と」
また、ライオンズ戦に勝利したことも大きな自信になりました。一軍デビューを果たした一昨年のシーズン、ライオンズ戦は0勝2敗、防御率15.19を散々な成績でした。そのため、7勝をマークした昨シーズンは、このカードの登板が一度もありませんでした。「だから楽しみだったし気合が入っていた。メンバーは多少違いますが、あれだけ打たれた相手にどう投げられるか。結果的に無失点だったので、また次も抑えたい」と納得の表情。「得意、不得意をチームごとに作ってはいけないんです」と自分に言い聞かせるように話しました。
防御率は1.01まで急上昇。チームトップの成績です。「次週も必ず勝ちます。チームにも、ファンの皆さんにも安心して見てもらえるような投球をしたい」。左のエース襲名へ――山田投手は着実に進化しています。
2012年4月25日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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