打ち勝つホークスの野球が戻ってきました。7月6日（金）のファイターズ戦（札幌ドーム）で今季最多の17安打を放つと、8日（日）の試合でも同じく17安打を記録。2戦目でも2ケタ安打をマークしており、3試合で計8安打を放った松田宣浩選手も「（チーム全体で）バッティングの調子が上がってきた」と胸を張ります。

この勢いで臨む10日（火）からは、オールスター前最後の正念場「9連戦」です。「ホークスらしい野球で9連勝を目指します」と松田選手。まずは西武ドームでライオンズ3連戦。そして13日（金）からは本拠地ヤフードームで6試合。マリーンズ3連戦、16日（月・祝）からはバファローズ3連戦です。

好調な打線では、松田選手が9試合連続安打をマークしているのをはじめ、内川聖一選手も8試合連続安打中と本来の打撃を取り戻してきました。長谷川選手も7試合連続安打中で、7月の月間打率は.393を記録。6月も月間打率.333を残しており頼れる存在になっています。

一方の先発陣。やはり最注目は7日（土）に球団史上31年ぶりの高卒1年目デビュー勝利を飾った武田翔太投手です。6回１安打無失点、最速152キロの投球はまさに圧巻でした。新人離れした強心臓右腕は、9連戦中の先発も濃厚。いよいよ満員のヤフードームで黄金ルーキーがマウンドに立ちます。

そして15日（日）からの4試合は「鷹の祭典2012」です。ヤフードームはもちろん、福岡の街がVVグリーン一色に染まる4日間。福博の街は「博多祇園山笠」がクライマックスを迎えます。お祭りムード一色の中、ホークスは白星街道を突っ走ります！