2012/07/17 (火)
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「鷹の祭典」連勝!ヒーローは松中選手&ドイル投手

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2日連続のヤフードーム完全満席となる38,651人の大声援がパワーをくれた。「鷹の祭典」4連戦の2試合目、7月16日(月・祝)のバファローズ戦(ヤフードーム)は2対1での勝利。同点で迎えた5回裏、松中信彦選手が放った4号ホームランが決勝点となりました。

「鷹の祭典」では今季7月2日(月)の東京ドームでの一発に続いて通算6発目。現役唯一の三冠王経験者の勝負強さ、ここにあり、です。「今日も満員のお客さんが入ってくれた。1本でも多くホームランを打つことでファンの皆さんに喜んでもらえる。だから1本でも多く打ちたいと、いつも思っているんです」。これが今季本拠地ヤフードームでの初アーチ。「他の球場ならば間違いなく入ると思ったが、ここは広い。もし、フェンス直撃でも三塁打にしないと、と思って全力で走りました」。一塁を回ったところで左足を痛めてしまいましたが、「今はとにかく結果を出さないといけない」という強い思いが前面に出た、まさに気迫あふれるプレーでした。

そして、投げては先発した来日初登板のドイル投手が5回1失点と好投し、初勝利を挙げました。アメリカではメジャー経験がなく、「これまでは8000人ほどの観衆が僕の野球人生の一番だった。このような場所で投げられたのは素晴らしいことだし、勝つことができてハッピーだ」とにっこり笑いました。

ホークスへの入団が決まったのは6月中旬。「初めて海外でプレーすることにナーバスになったが、3日考えてそれも面白い選択だと思うようになった。今は人生で最高の選択をしたと思っている」と振り返ります。そして、わずか1カ月で日本の野球にも、そしてホークスにもすっかり馴染みました。それもドイル投手の明るさと人懐っこい性格があってこそ、です。雁の巣球場での調整中にはチームスタッフの「『スポンジ・ボブ』に似ている」との声から、ファームの方では「ボブ」のニックネームがつきました。また、車の運転にも来日初日から挑戦。「初日はワイパーとウインカーを間違えたけど、すぐに慣れたよ」。日本の文化も積極的に吸収しようとしており、この日の初勝利のお立ち台でも「フクオカ、ダイスキ」と日本語でメッセージを送りました。

「次回はもっと長いイニングを投げてチームの勝利に貢献したいね」

ホークスの先発陣にまた新しい風が吹き込みました。そして、チームは4連勝で借金は1まで減りました。残り2戦も連勝で、球宴前の貯金ターンへ突っ走るのみです。

2012年7月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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