2012/09/27 (木)
球団

2軍首脳陣が<若鷹>を語る~打撃編

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4年ぶりのウエスタン優勝を決めたホークス2軍。着実な成長を遂げている若鷹たちの現在地を、ファームの首脳陣に語っていただきました。今回は打撃編。今シーズンのチーム別成績では打率、本塁打、打点で「リーグ三冠王」。さらに断トツトップの盗塁数もマークしました。

選手別でもホークス勢が上位を独占しています。まだシーズンは残っていますが、首位打者は中村晃選手(.295)。2位は中西健太選手(.287)、3位は李杜軒選手(.278)、4位は牧原大成選手(.277)です。本塁打部門では李杜軒選手が6本塁打でリーグ3位タイ。打点部門では田上秀則選手が38打点でリーグ1位タイです。

そして、ホークスといえば盗塁。一軍が走れば、二軍でも走るのは当然。現在は安田圭祐選手が17盗塁でリーグ1位。柳田悠岐選手(16個)、中西選手(14個)、牧原選手(12個)で続いており、打率と同じく上位4名がホークス勢です。

「我々の役割は一軍に選手を送り出すこと。一軍で怪我人が多い中、柳田が後半戦は一軍に定着して江川や李、中村も一軍に上がった期間がありました。貢献とは言わないまでも、少なからず力になった試合もあった」

そう話すのは藤本博史2軍打撃コーチ。柳田選手に関しては「とにかく『フルスイング』ということを彼には言ってきました。当てに行くバッティングでは魅力が発揮されない。どんどん力強くなっているし、どんどん振る中で、これからは一軍でレギュラーを獲るための技術も身につけていってほしい」と話しました。また、ウエスタン上位につける選手たちについても成長を感じるといいます。

「今季は打撃の中の『間』を特に話してきました。<1,2>では打てない。<1,2>の後に『の』があって、スイングをする」

ティー打撃で技術を身につけて、フリー打撃で確認する。試合前や試合後には連日特打を敢行してきました。

また、今季のホークス2軍は犠打数でもリーグ1位です。「春のキャンプで秋山監督から『バントをしっかり』と言われていました。二軍の選手が一軍に上がってまず求められるのがチーム打撃。その練習も小川2軍監督と確認しながらやってきました」と藤本コーチ。「シーズンでそれぞれの選手が課題を見つけただろう。来季へ向けた秋は大事になる。まだホップ・ステップ・ジャンプの第一段階。来年は『ステップ』となるように」と若鷹たちのさらなる成長に期待を寄せました。

※成績はすべて9月24日まで

2012年9月27日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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