2012/10/23 (火)
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【ドラフト特集】“ドラ1”武田投手のプロ1年目を振り返る

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今年の「プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA」は10月25日(木)の17:00より東京都内にて行われます。

昨年、ホークスが1巡目指名したのは武田翔太投手(宮崎日大高校)でした。その武田投手のルーキーイヤーを振り返ります。
ドラフト当日。「名前が呼ばれる瞬間まで不安でした」と話していた武田投手ですが、指名を受けると、ホークスは地元九州の球団なので嬉しい気持ちでいっぱいです」と、今と変わらぬ"翔太スマイル"でにっこり笑いました。

開幕は三軍で迎えました。体力づくりをメインにトレーニングを行う方針だったからです。しかし、小川史3軍監督の「練習ばかりでは気持ちも入らない。試合に投げさせることで、また課題も見つかれば」との配慮もあり、4月5日に実戦初登板。そこで1回無失点と好投すると、三軍では7試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率2.14と一定の成績を残しました。その後、二軍でもマウンドに上がり、4試合で勝ち負けなしながら、防御率1.59とプロを相手にも安定感と度胸の良さを見せ、7月7日、ついに一軍デビューを果たしたのです。

札幌ドームでのファイターズ戦。記念すべきプロ第一投は真ん中低めへの151キロのストレートでした。この1球で相手の度肝を抜き、さらに自らの緊張を解きほぐすと、5回までノーヒットに抑える快投。結局6回1安打無失点で交代しましたが、見事デビュー白星を成し遂げました。続く試合でも勝利を飾り、ホークス球団史上初めて高卒新人投手のデビュー2戦2勝を記録しました。

9月25日のバファローズ戦(京セラドーム)ではプロ初完封勝利をマーク。今季8勝は、高卒新人投手の球団記録(ドラフト制以降)を塗り替え、防御率1.07と抜群の安定感を誇りました。

ホークスでは2009年の攝津正投手以来の新人王獲得となるか。有力候補の1人となっています。ドラフト指名を受けた当日、「やるからには頂上を目指さないといけない。エースになるという気持ちで頑張っていきたい」と語っていた右腕。2年目以降の活躍にも大いに期待したいところです。

2012年10月23日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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