2012/10/29 (月)
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快挙!攝津投手が球団史上4人目の沢村賞受賞!「中継ぎの経験があったから」

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攝津投手
「沢村賞」受賞会見

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10月29日(月)、攝津正投手が投手最高の栄誉である「沢村賞」を受賞することが決まり、同日ヤフードーム内のプレスカンファレンスルームにて会見を行いました。ホークス球団では別所昭投手(1947年)、斉藤和巳投手(2003年、2006年)、杉内俊哉投手(2005年)以来、4人目(5度目)の沢村賞投手誕生となりました。

今季の攝津投手は自身初の開幕投手を務めるなど、ホークス先発陣の柱として1年間を通して活躍。開幕からは5連勝、勝負所の8月から9月にかけては6連勝をマークしました。今季成績は27試合に登板(すべて先発)し、17勝5敗、防御率1・91。最多勝と最優秀投手(勝率.773)のタイトルに輝き、防御率ではリーグ3位、投球回数(193回1/3)はリーグ2位など、まさに球界を代表する投手にふさわしい働きを見せた一年でした。

会見の中で攝津投手は「正直、選ばれると思っていませんでした。ただ、投手として最高の賞。球界を代表する素晴らしい投手が受賞する賞というイメージがあるので、嬉しいです」と驚きつつも、心から嬉しそうな表情を浮かべていました。

沢村賞には7つの選考基準があります。

〈25試合以上登板〉〈10完投以上〉〈15勝以上〉〈勝率6割以上〉〈投球回数200回以上〉〈150奪三振以上〉〈防御率2.50以下〉

攝津投手はこのうち5項目をクリアしました。ただ、攝津投手自身は「今季は完投数と200イニング以上投げることを個人的な目標にしていたので、その2つをクリアできなかったのは悔しいです」と残念がりつつも、「勝利数を評価してもらえたのかなと思います」と話しました。

また、入団から2年目までセットアッパーとして活躍し、最優秀中継ぎ投手賞も獲得した攝津投手。同賞と沢村賞をともに受賞した史上初の投手となりました。

「中継ぎの経験を生かせたから、この賞(沢村賞)をいただけたと思います。中継ぎはピンチの場面でマウンドに上がることも多かった。ピンチの場面をどのように乗り越えるかという術を学びました」

これで球界を代表する投手へと名実ともに仲間入り。それでも「肩を並べたとは思っていません。そう思ってもらえるかは、これからの頑張り次第。満足せずにやっていきたい」と気を引き締め直し、「来季はたくさんの期待をかけてもらえると思う。それに応えられるよう、今年以上の成績を残したい。沢村賞は個人一人の力じゃない。チームメイトをはじめ、応援してくださったファンの皆さんのおかげだと思っています。この賞に恥じないよう、来年以降もがんばります」とさらなる活躍を誓いました。

2012年10月29日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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