2月24日（日）はキャンプ地・宮崎でのオープン戦2戦目。アイビースタジアムでライオンズと戦い2対1で勝利を収めて、今季オープン戦の初勝利を飾りました。

殊勲の一打を放ったのは松中信彦選手。0対0で迎えた3回裏2死一、二塁で、ライオンズ菊池投手の内角直球を力で弾き返す右翼線2点二塁打を放ちました。「打ったのはインコースのストレート。去年左投手で打席に立っていなかったので、良いアピールになったと思います」。今季はレギュラー奪回に向け、キャンプ前から入念な準備を行ってきて現在を迎えています。試合後は居残り特打も敢行。ベテランが気迫あふれる姿勢でチーム全体にも活気を与えています。

投手では、先発の帆足和幸投手が2回無安打無失点と好投して、今季の復活を猛アピールしました。相手が古巣のライオンズということもあり、「多少は意識もありましたし、力んだ部分もあった」と言いながらも、きっちりと結果を残してホッとした様子。昨季は左肩の不調に悩まされましたが、交代直後にブルペンへ直行して100球を投げ込むなど「絶好調です」と状態の良さもアピールしていました。

そして、この試合で勝利投手になったのは、2番手の東浜巨投手。初の対外試合登板にも自分のペースを乱すことなく、予定の2イニングを18球で投げ切りました。1安打1三振の無失点投球。「今日は朝から楽しみにしていました。結果にこだわらず、キャンプでやってきたことを出そうと思っていました」と振り返り、「結果だけを見れば上出来。だけど、大事なところで甘く入る場面もあった」と手放しで喜ばずに気を引き締め直していました。東浜投手のこれまでのキャンプ、そしてルーキーイヤーにかける思いなどは、ケータイ・スマホ限定の「オフィシャルライターのピリ辛コラム」をご覧ください！

また、B組は鹿児島県薩摩川内市に遠征してマリーンズと練習試合を行いました。結果は0対6での敗戦でした。