2013/03/24 (日)
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攝津投手、収穫の初登板「まずは慣れること」

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【3月23日(土) ホークス5-5カープ ヤフオクドーム】

エースの攝津正投手がオープン戦初マウンドに上がりました。チームに合流してまだ3日。しかし、開幕まで1週間を切り、「まずは慣れることがテーマでした」。WBCとはボールの質やマウンドの硬さがまるで違います。その影響からか、立ち上がりに2ラン本塁打を浴びるなど3失点。「最初はバタバタしてしまいました。(内容も)結果の通り良くなかったですね」と反省の表情。それでも徐々に本来の球のキレやコントロールを取り戻し、2回以降はランナーを出しながらも5回までスコアボードに「0」を並べました。

「5回までしっかり投げられたことが収穫です」

目指すところは2年連続の開幕投手。「それは監督が決めること」と話しますが、キャンプ中から『3・29』だけを見据えて練習に励んできました。昨季の沢村賞右腕にとっては「投げなくてはいけないマウンド」であり、WBCの影響についても「帰国から1週間くらいの時間はあるので、調整は問題ない」と言い切っていました。エースの自覚を胸の内に秘めて、今シーズンも素晴らしい投球を見せてくれるはずです。

また、同じく「侍ジャパン」の一員として戦った森福允彦投手もオープン戦初登板しました。やはりボールやマウンドの影響があったのか、3分の2を投げて2失点の結果。秋山幸二監督は「ブルペンだけでは調整は難しい。試合で投げないとな」と話し、開幕までの調整登板があることを示唆しました。

2013年3月24日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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