大隣憲司投手がWBC後のチーム合流から初の実戦登板に臨みました。3月26日(火)に行われたウエスタン公式戦のドラゴンズ戦(雁の巣)に先発。初回と2回は四球、3回は二塁打を浴びて走者を背負いましたが、「しっかりと自分のボールが投げられていた。ボールの違いも特に気にならなかった」と要所はきっちり締めて序盤を無失点で切り抜けます。すると4回と5回は3者凡退に打ち取り、6回は味方失策が絡んで1点こそ失いましたが、納得の登板となりました。6回77球を投げられたことが何よりの収穫。また、WBCでは走者を背負った場面での投球があまりなかったため、「それを開幕前に体感できたのは良かった」と笑顔交じりで振り返りました。昨季は自己最多の12勝をマーク。今季は「それを超える」とチームも自身もテーマは『超!』で臨みます。「(先発の)柱としての自覚を持って臨みたい」と気を引き締めていました。
2013年3月26日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)