マウンドをチェックする寺原投手

外野スタンド上部の看板には「超！うしろのビルまでかっとばせ」の文字。
豪快な場外アーチが見られるか！？
手前は長谷川選手

7月24日（水）からプロ野球は後半戦がスタートします。ホークスのリスタートは北九州市民球場から。そして「鷹の祭典」がいよいよ始まります。7月1日（月）に東京ドームで開催して以来、今年2発目は史上初の北九州開催です！

前半戦を終えて5位と苦しんだホークスも、ここから一気の巻き返しへ。後半戦最初のカードはイーグルスと2連戦（2戦目はヤフオクドーム）。24日（水）、“開幕投手”を務めるのは寺原隼人投手です。今季の成績は3勝4敗。自身5月29日（水）以来の白星を狙います。また、このイーグルス戦は今季初登板で、勝てば史上3人目となる「13球団勝利（現12球団と近鉄バファローズ）」達成となります。

23日（水）の雁の巣球場での練習後に、「後半の一発目は大事。これで流れも変わってくると思う」と気合のこもった表情で話しました。7月のここ2戦は序盤で失点する傾向にあり、立ち上がりが課題となりますが、「ちゃんと緩急に気をつけて投げることと、有利なカウントに持っていけるような投球をしたい」と好投を誓いました。

また、イーグルス戦対戦はチーム打率.285をマークしており、打線爆発が期待できるカードです。選手別で見ても、前半戦をパ・リーグ首位打者で折り返した長谷川選手がイーグルス戦では.417と好相性。さらに今宮健太選手が.341、内川選手が.326とよく打っています。そして、初戦は両翼92mと狭い北九州市民球場。打撃練習では暑さに負けじとどの選手も外野スタンドにいくつもアーチを叩きこみ、試合での大きな打ち上げ花火も予感させました。

また、7回裏攻撃開始前には「本物」の打ち上げ花火もあります。ジェット風船飛ばしに合わせて、100発の花火が北九州の夜空を彩る予定です。