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『イオン九州』を九州NO.1の信頼される企業にしたい

営業企画部 部長 
江口 弘明 様

企業概要:総合小売業
従業員数:19,261名(2024年2⽉時点)
課題(契約当時):ブランディング強化、販売促進

イオン九州株式会社はイオンやマックスバリュ、ウエルシアプラスなどを九州7県・山口県内に330店舗以上を展開し、お客さまの地域特性に合わせた多種多様な事業を運営しています。

長年、福岡ソフトバンクホークスとオフィシャルスポンサー契約を締結し、スポンサー権益を活用したセールの実施やバックネットLEDへの広告掲出などを実施しています。

今回は、株式会社イオン九州の営業企画部部長の江口様にお話を伺いました。

導入の背景

  • イオングループの企業価値を向上させたい
  • セールやキャンペーンを通じて売上を増加させたい

導入の決め手

  • スポンサーシップの取り組みが地域社会への企業価値を高める
  • 球団ロゴやマスコットを使用しセールやキャンペーンが実施できる

導入後の効果

  • バックネットLEDへの広告掲出がブランディング強化に貢献している
  • セールやキャンペーンの実施が売上増加につながる
  • ホークスを通じて、社会貢献活動の取り組みをPRできている

 

地域に貢献し『九州』で信頼される企業を目指す

弊社は、イオンやマックスバリュなどの店舗を中心に、「生活インフラ業」として九州7県・山口県内に330店舗以上を展開しています。

九州における地域社会の一員として、地域の暮らしを守り、暮らしを育て生活文化の発展に貢献することで、九州でNO.1の信頼される企業となることを目指しています。その際、地域のために尽力するという想いを最優先に考え事業を運営しています。

その中で、私はマーケティング活動を通じて、弊社とお客様を含むすべてのステークホルダーをつなぐ役割を担っています。商品が売れる仕組みや効果的なマーケティング戦略を構築しています。「九州」を重要なキーワードとして事業を展開している点において、弊社はホークスさんと共通している部分があると感じています。

 

地域のお客様や社会全体を豊かにしたい

イオングループのさらなる認知拡大や九州地域におけるブランディング強化の戦略として、ホークスさんとのスポンサー契約を締結しました。

スポーツには、人々を元気にするだけでなく、笑顔にする力があると思っています。弊社とホークスさんとで、さまざまな施策を実施することで、お客様に共感を持っていただける部分が増えると考えました。スポンサー活動によって、地域のお客様や社会全体がより豊かになることを期待しています。

また、マーケティング観点では、弊社とホークスさんの持つ九州への情報発信力を上手く掛け合わせて施策を実施できている点も嬉しく思っています。

ホークスさんとのスポンサー契約は2005年頃から締結しており、長年セールやキャンペーンなどの施策を実施しています。同じ九州を拠点とし、「九州でNo.1の信頼される企業」を目指し進化を続ける弊社と、「世界一」を目指すホークスには通じる想いがあると感じています。

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施策の目的と効果


バックネットLEDへの広告掲出


2024年シーズンは年間を通して、みずほPayPayドームのバックネットLEDに広告を掲出しています。選手の活躍と共にテレビや新聞で社名が露出する機会を創出されました。また、クライマックスシリーズや日本シリーズでもバックネットLEDに広告を掲出しており、1年を通じてホークスさんを応援しています。

01  

露出機会の多い媒体でブランディングを強化

選手が打席に立つと広告が露出するため、設置場所は大変満足しています。

また、選手の活躍に伴ってテレビや新聞で弊社のロゴが登場するため、お客様やファンの皆様への見え方が良好で、弊社のブランディング強化に寄与しています。

02  

全国放送でさらに認知度を高める

クライマックスシリーズや日本シリーズでもバックネットLEDに広告を掲出しています。

全国放送による広告露出が、さらに広告の効果を高めています。その先に実施する優勝セールにつながる重要な施策と考えています。

03  

従業員のエンゲージメント向上に貢献

広告の掲出によって、従業員からのさまざまな反応がありました。従業員のご家族から「イオンに勤めていて、よかったね」という声があったと聞いています。

バックネットLEDは、ブランディング強化だけでなく、従業員のエンゲージメント向上にも貢献しています。

売上増加につながるセールの実施

オフィシャルスポンサーの権益を活用し、セールを実施しています。具体的な売上数字はお伝えできないのですが、毎年、売上において大きな反響があります

ホークスさんが優勝するとさらに大きなインパクトがあるので、お客様と共にホークスさんを応援しています。球団ロゴやマスコットを使用し、CMやSNSで事前に告知することでセールを盛り上げています。

また、セールではホークスに関連したさまざまな仕掛けも用意しています。例えば、選手の背番号にちなんだ価格設定や商品開発を行っています。スポンサーの権益を活用することで、お客様を引き付けるだけでなく、売上増加にも貢献しています。ホークスセールは今年も実施を予定しています。

集客につなげるキャンペーンの実施

2024年は、店舗にご来店いただいたお客様に「レジャーシート」を先着でプレゼントするキャンペーンを実施しました。

オリジナルグッズのプレゼントによって、ブラックフライデーイベントへの集客を図りました。当日は、多くのお客様にご来店いただき、大変感謝しております。

弊社は、食品を中心に販売しておりますが、地域のお客様に形として残るものをお渡しできたことも嬉しく感じています。

また、契約しているシーズンシートを活用し、ご来店いただいたけたお客様に観戦チケットをプレゼントするキャンペーンなども実施しています。

冠協賛で社会貢献活動の取り組みをPR

2024年はホークス公式戦で、「イオンデー」を開催しました。冠協賛を通じて弊社のSDGsの取り組みを、来場者に向けてPRできました。

また、冠協賛によって利用できるスーパーボックス(VIPルーム)に、SDGsにお取組みされている取引先様や地元の高校生の皆様を招待しました。時間を共有することで、サステナブルな社会の実現に向けて、企画を考えるといった有意義な時間を過ごすこともできました。

環境への取り組みはCSRという言葉が注目される前から実施していましたが、対外的に上手くPRできていませんでした。近年は、ホークスさんを通じたPR活動により、社会貢献活動の取り組みをようやくPRできるようになったと感じています。

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ホークス宮崎春季キャンプでの取り組み


エコステーションの設置


ホークス宮崎春季キャンプの開催中は、キャンプ地内で出されるゴミの分別回収を徹底し、資源のリサイクルを推進する目的としてエコステーションを設置しています。

ゴミの回収については、店舗などでも以前から実施しており、お客様にリサイクルに関する理解を深めていただくことが重要だと考えています。近年は、特に環境への意識が高まっていますので、若い人にも関心を持っていただきたいです。

企業として、社会的責任を果たす意味でも、エコステーションの設置は、当社の環境への取り組みを広くPRできる貴重な場であると考えています。ホークスさんと組むことで、弊社の積極的な環境への取り組みが、より多くのファンの皆様に伝わることを期待しています。


恵方巻の配布イベントの実施


「節分イベント」では、ホークス選手と先着200名のファンの皆様に弊社の恵方巻きを味わっていただきました。

初めての取り組みでしたが、非常に良い反響を得られました。弊社で最も売れると自信を持っている恵方巻を試食していただき、選手からコメントをもらいました。

恵方巻は普段、なかなか試食の機会がありませんので、今回のPRはとても良い機会となりました。1本丸ごとのご提供でしたので、事前の準備は大変でしたが、選手に「美味しい!」と言ってもらえてよかったです。来年からも実施してきたいです。

スポンサー活動の成果を最大化させていきたい

ホークスさんとの取り組みは、まだまだ色々なことができると思っています。

弊社以外にもたくさんのスポンサー企業様がいらっしゃいますので、そのスポンサー企業様とも連携を取りながら、三角関係・四角関係となれる関係性を構築していきたいです。

最近は、インバウンド需要により九州は良い影響を受けていますので、インバウンドによる集客にも力を入れている弊社は、アジア地域を中心に連携できる取り組みが実施できたら嬉しいです。

今後さらにスポンサー活動の効果を最大化していきたいと思っています。

 

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