【9月19日（土）　ウエスタン戦　ホークス3‐5タイガース　鳴尾浜】

ウエスタン・リーグ4連覇へのマジックナンバーを「1」として迎えた19日（土）のタイガース戦（鳴尾浜）でしたが3対5で敗戦。同日、2位のカープが勝利したために優勝決定は持ち越しとなりました。

ホークス先発は坂田将人投手。3年前に左肩を痛めた影響で育成選手となった左腕ですが、今季は夏以降に2軍の先発ローテに定着。序盤から奪三振の山を築き、ピンチを迎えた場面でも相手4番のペレス選手をこの日最速の145キロで空振り三振に仕留めるなど、6回途中に交代するまで9つの三振を奪いました。しかし、3本塁打を浴びて4失点。登板後は悔しい表情を隠しきれませんでした。

それでも水上善雄2軍監督は「たとえば2本目の一発。相手はチェンジアップでやられていて、次こそはと待っていただろう。そこに高めに投げてしまってはやられてしまう。何を打とうとしているか、そのような気配を感じないといけない。坂田にはいい経験になった登板でした」と責めることはせず、「良い球を投げていたし、無四球でコントロールも良かった。向かっていく気持ちが出ていました」と頷きました。

打線では猪本健太郎選手に14号2ラン、真砂勇介選手は三塁打と長打が飛び出し、金子圭輔選手と上林誠知選手がそれぞれ2安打と気を吐きました。

20日（日）は滋賀県・守山市民球場でタイガースと対戦（12：00開始が）。この試合に勝つか、もしくはカープ戦の結果次第でリーグ4連覇が決まります。

21日（月・祝）は地元福岡に戻り、ヤフオクドームでのファーム公式戦単独開催（13：00開始）が行われます。