7月14日（火）、大事な首位攻防3連戦の初戦。貴重な決勝点を生んだのは頼れる3番打者・オーティズ選手のバットでした。

今のホークスを象徴するような力強い打球でした。3回裏、1死一塁。「打ったのはストレート。少し詰まったし会心の当たりとは言えないけど、打った瞬間に入ったと思ったよ」と自信の一発。ホークスはこの2ランで挙げた得点を最後まで守りぬきました。
今季ここまで打率.309、14本塁打、45打点の好成績。ホークスの快進撃の原動力となっています。オーティズ選手の加入後、チームは34勝18敗1分です。
「みんなの打撃の調子もいいし、投手陣もいい。そして、自分自身もいい。みんな幸せでいいことです」。

ところで、オーティズ選手が喜びを表す際にとる両手の人差し指を立てて天を仰ぐポーズは、チーム内で大流行。近頃ではスタンドでも同じように喜びを表すファンの姿も見られるようになりました。
「みんなが意味を理解してやってくれていることを願うよ（笑）。あれは、神への感謝を表しているんだ。ただ、すごく嬉しいことです」。

また、この勝利で1938年の球団創立以来の通算4,500勝を達成。オーティズ選手は「記念すべき勝利に貢献できて嬉しいし興奮しているよ」と笑顔を見せました。メモリアル勝利を祝い、ヤフードームでは「勝利の花火」が通常の倍の16発打ち上げられました。