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企業が協賛を行う7つのメリット。自社に合った支援先を選ぶには

企業が協賛を行う7つのメリット。自社に合った支援先を選ぶには


企業が特定のイベント・団体などを支援する体制の一つに“協賛”があります。名義を貸す“後援”や人的リソースを提供する“協力”とは異なり、協賛は主に物資や資産による支援を行います。

協賛には物資・資産のコストがかかる一方で、企業にとってさまざまなメリットも期待できます。

この記事では、協賛の概要やメリット、協賛先の選び方について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.協賛とは
  2. 2.企業が協賛を行う7つのメリット
    1. 2.1.①認知拡大につながる
    2. 2.2.②自社のイメージを向上できる
    3. 2.3.③商材の販売促進に活用できる
    4. 2.4.④人材を確保しやすくなる
    5. 2.5.⑤ほかの企業との関係性を構築できる
    6. 2.6.⑥地域とのつながりを強化できる
    7. 2.7.⑦CSR活動の一環になる
  3. 3.自社に合った協賛先の選び方
  4. 4.まとめ


協賛とは

協賛とは、特定のスポーツ団体・イベント・文化活動に対する協力体制の一種で、その方針やコンセプトに賛同して支援することです。

協賛を行う企業は”協賛企業”と呼ばれ、協賛の見返りとして自社の企業活動に利用できる権益を得られます。スポーツへの協賛の場合は特にスポーツ協賛と呼ばれます。

協力体制には協賛のほかに、協力や後援などがあります。出資する金額や内容はそれぞれ異なりますが、どれもイベントの趣旨に賛同することにより行われます。


▼協力体制の違い

協力形態

内容

協賛

金銭的・物的支援をメインで行う

協力

物的・人的支援をメインで行う

後援

名義を貸し出して宣伝することをメインで行う


なお、協賛企業やスポーツ協賛についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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スポーツスポンサーシップのアイデアについてはこちらの資料をご確認ください。

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企業が協賛を行う7つのメリット

企業が協賛を行うメリットとして、認知拡大やイメージ向上、販売促進、人材確保、企業や地域との関係性の構築などが挙げられます。また、協賛はCSR活動にも活用できます。


①認知拡大につながる

協賛を通じて、社名や企業ロゴが露出する機会を創出することにより、自社の認知拡大につなげられます。

例えばスポーツチームへの協賛においては、メディアでの試合中継やスポーツニュースなどで露出機会が生まれます。

スタジアムにおける広告の掲出や命名権(ネーミングライツ)など、認知拡大につながる権益を活用する方法も有効です。


▼メディアでの試合中継では企業ロゴなどの露出機会が多い


▼ゲートネーミングライツ(もつ鍋おおやま 5ゲート)は来場者に向けて認知向上を図る

ゲートネーミングライツ(もつ鍋おおやま5ゲート)


なお、協賛広告についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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②自社のイメージを向上できる

協賛の実施によって、協賛先が持つポジティブなイメージを自社にも波及させることが可能です。

スポーツチームへの協賛の場合、特にファンや拠点となる地域の住民から好感を持ってもらえることが期待できます。

福岡ソフトバンクホークスへの協賛では、協賛企業として認知されることでファンクラブ会員の好意度が60%以上もアップしたというデータがあります。(

なお、イベント協賛による認知拡大についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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​​​​​​​※ 出典:福岡ソフトバンクホークス株式会社「2024年スポンサーインパクト調査」


③商材の販売促進に活用できる

協賛しているイベントで商材を提供したり、物品による協賛を行ったりすることで商材の体験機会を確保して販売促進につなげられます。

また、権益を活用してタイアップ商品の販売やキャンペーンを行うことでも販売促進が図れます。


▼球団ロゴ・キャラクターを活用した商品

球団ロゴ・キャラクターを活用した商品


▼観戦チケットを景品にしたキャンペーン


なお、スポーツマーケティングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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④人材を確保しやすくなる

協賛は求職者へのアピールや既存従業員の定着率向上に活用できることから、人材を確保しやすくなります。

協賛による認知拡大やイメージ向上によって求職者にアピールしやすくなるため、求人への応募がより期待できます。加えて、権益によって福利厚生を充実させて既存従業員の満足度を向上させることで、定着率の向上も図れます。

スポーツチームへの協賛の場合、シーズンシート(年間指定席)での観戦や選手への花束贈呈などの特別な体験を福利厚生に利用する方法が有効です。


▼シーズンシート(年間指定席)での観戦

シーズンシート(年間指定席)での観戦


▼選手への花束贈呈

選手への花束贈呈


なお、福利厚生についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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⑤ほかの企業との関係性を構築できる

協賛を通じて、ほかの企業との関係性を構築できます。例えば、自社以外の協賛企業と連携して新たなビジネスを共創することが可能です。

また、協賛による権益を自社の顧客となる企業との関係性の構築に活用する方法もあります。


▼スーパーボックス(VIPルーム)の利用


▼イベント試合の観戦を通じた顧客との一体感の醸成

イベント試合の観戦を通じた一体感の醸成


⑥地域とのつながりを強化できる

地域のイベントや地域に属するスポーツチームへの協賛を行うことで、地域とのつながりを強化できます。地域の課題を解決するための地域貢献活動への協賛も有効です。

地域の一員として長期的な関係性を築きやすくなるほか、その地域における新たな顧客やファンを生み出して自社の企業価値を向上させることにもつながります。

なお、地域貢献活動についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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⑦CSR活動の一環になる

また、協賛を行うことで、CSR活動の取り組みを社会に向けてPRすることもできます。

CSRとは企業の社会的責任のことを指す言葉です。企業として社会的責任を果たすことで、地域社会や顧客・従業員、投資家などのステークホルダーからの信頼を獲得できます。

ホークスを活用したCSR活動として有効な協賛の例としては、ジュニアスポーツへの協賛があります。地域における青少年の健全な育成に貢献でき、文化としてのスポーツの価値向上を図ることも可能です。


▼プロ野球選手から指導を受けられるイベント(ベースボールキッズ)

プロ野球選手から指導を受けられるイベント(ベースボールキッズ)


▼中学生を対象とした野球大会(ホークスカップ)

中学生を対象とした野球大会(ホークスカップ)


なお、CSR活動についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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自社に合った協賛先の選び方

自社に合った協賛先を選ぶには、協賛の目的を明確にしたうえで自社と親和性があるかを判断することが必要です。

地元となる県や市町村が共通している団体・イベントを協賛すると、地域におけるイメージ向上や関係性の構築が期待できます。また、企業理念の合致や事業内容の関連性があれば、共創関係を築きやすいといえます。

一方で、協賛を実施するには資金やリソースの提供が必要なため、協賛先や権益メニューの選定においては費用対効果を考慮することも重要です。



まとめ

この記事では、協賛について以下の内容を解説しました。


  • 協賛の概要
  • 企業が協賛を行う7つのメリット
  • 自社に合った協賛先の選び方


協賛を行うことで、認知拡大やイメージ向上、販売促進、人材確保、関係性の構築などのメリットが期待できます。また、協賛先次第ではCSR活動の一環として実施することも可能です。

福岡ソフトバンクホークス』では、プロ野球チームへの協賛企業を募集しており、さまざまな目的で活用いただける権益メニューを用意しています。

詳しくはこちらの資料をご確認ください。

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