10月20日（木）、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が東京都内で行われました。ホークスはイヒネイツア選手（誉高校）を1位指名し交渉権を獲得しました。
藤本監督はイヒネ選手について「将来楽しみな選手だと思います。ショートは去年の夏くらいから始めたばかりだけど、足の運びがいい。打撃のフォロースルーも大きく、遠くに飛ばせる大型ショート」と期待を寄せました。
王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーは支配下指名の6選手について「まずイヒネ君。将来性豊かな選手ということで本当に楽しみだね。ウチに来て、どれだけの選手に成長してくれるか。2巡目以降も思惑どおりのドラフトになったんじゃないかな。世代交代を迎えた今のチーム状況に合った、即戦力の選手も指名できているしね。いずれも将来が楽しみな選手たち。ホークスでのびのびと大きく成長していってくれるといいね」とコメントしました。
今ドラフトでは計20名の選手（育成選手14名を含む）の交渉権を獲得しました。

イヒネイツア。内野手。誉高校（愛知）。右投左打。身長184cm体重82kgの大型ショートストップ。守備は高い運動能力と強肩で広範囲をカバー。打撃は柳田悠岐選手を理想とし、柔らかなスイングで大きなフォロースルーも魅力。目指すはショートを守る柳田選手。攻守にスケール感ある希少な素材。

大津亮介（おおつ・りょうすけ）。投手。日本製鉄鹿島。右投左打。福岡出身。力感の無いフォームから伸び上がる直球で打者を差し込むのが特長｡カーブ、チェンジアップもレベルが高く、緩急が使え、先発もセットアッパーとしても期待ができる｡

甲斐生海（かい・いくみ）。外野手。東北福祉大学。右投左打。福岡出身。豪快なスイングで広角に長打が打てる大砲候補。秋季リーグ戦で本塁打・打点の二冠王に輝いた。

大野稼頭央（おおの・かずお）。投手。大島高校（鹿児島）。左投左打。MAX146キロ左腕。腕の振りが素晴らしく、ストレートは球速以上にキレがある。体の線が細いながらポテンシャルが高く、非常に伸びしろを感じさせる本格派左腕。

松本晴（まつもと・はる）。投手。亜細亜大学。左投左打。3年春のトミージョン手術から、今年の春に復帰してリーグ戦優勝、大学選手権優勝に大きく貢献｡球速以上の球威とキレで勝負できる直球は、右打者へのクロスファイアーが武器。

吉田賢吾（よしだ・けんご）。捕手。桐蔭横浜大学。右投右打。打撃が魅力の捕手。コンタクト能力が非常に高い右打者。打率が残せる中距離タイプだが本塁打もあり、将来の主軸として期待が持てる逸材。守備を鍛えてレギュラー争いに加わってもらいたい。

赤羽蓮（あかば・れん）。投手。霞ヶ浦高校。右投右打。長身からMAX152キロの直球を投げる未完の大器｡ポテンシャルの高さは伸びしろしかない。

山下恭吾（やました・きょうご）。内野手。福岡大附大濠高校。右投右打。打撃は広角に打ち分けられるバットコントロールの良さが持ち味。どこでも守れる万能選手。

木村光（きむら・ひかる）。投手。佛教大学。右投左打。MAX148キロ右腕。全球種をピッチトンネルできる投球が魅力。

内野海斗（うちの・かいと）。投手。武田高校。右投右打。MAX147キロを投げる潜在能力抜群の本格派右腕。魅力溢れる身体に磨きをかけ、将来、先発ローテの一角としての成長と活躍に期待。

岡植純平（おかうえ・じゅんぺい）。投手。飾磨工業高校。右投右打。投手経験は浅いもののキレのあるスライダーが魅力。身体能力が高いため、ストレートの威力が増してくれば鍛え甲斐のある投手。

佐々木明都（ささき・あきと）。投手。学法福島高校。右投右打。MAX146キロ。体格バランスが良く、リリース感覚に優れた素材型オーバーハンド右腕。しなやかな腕の振りで球質が良く、投手としての資質が高く、将来性に期待。

水口創太（みなくち・そうた）。投手。京都大学。右投右打。194cmと長身右腕。MAX152キロ。マッスラ系のストレート、スライダー、フォーク主体の投球でストレートの縦軸成分増して来れば。

宮﨑颯（みやざき・はやと）。投手。埼玉栄高校。左投左打。MAX145キロ左腕。球威で押し込み、スライダー、カットを織り交ぜて打ち取るスタイル。投球技術を身につければ、支配下は勿論、1軍の戦力として期待できる投手。

重松凱人（しげまつ・かいと）。外野手。亜細亜大学。右投右打。福岡出身。50メートル5秒9の俊足を武器に、スピードとパワー全開でプロの世界へ飛び込む。

前田純（まえだ・じゅん）。投手。日本文理大学。左投左打。緩急を武器にストレートで空振りを取れる大型左腕。出力が上がれば非常に楽しみな選手。

佐藤航太（さとう・こうた）。内野手。八戸学院光星高校。右投右打。広角に長打が打て、脚力を活かしたスピードが魅力で、内野も外野も守れるスケールの大きいユーティリティプレーヤー。2022夏の甲子園大会では、本塁打を含む3安打と活躍。

飛田悠成（とびた・ゆうせい）。内野手。横浜市立金沢高校。右投左打。腕が長くしなりがあり、将来性を感じる選手。1～2年で体を作れば、大きく成長する可能性を秘めている。

西尾歩真（にしお・あゆま）。内野手。中京学院大学。右投左打。リーグ戦3度の打撃4割をマーク。小柄だが抜群のミートセンスと選球眼を持ち、高い出塁率を誇る。守備や走塁もそつが無く、ショートを守れる実戦派プレーヤー。

盛島稜大（もりしま・りょうた）。捕手。興南高校。右投右打。強肩、強打の大型捕手。鍛えれば大いに可能性を秘めた攻撃的な捕手。