若鷹がファーム2連覇だ！　9月24日（火）、ホークスがウエスタン・リーグの優勝を決めました。2年連続8度目（前身時代を含む）となります。

この日までにマジック「1」としていたホークスはこの日試合がありませんでしたが、2位のカープが引き分けたために、優勝が決定しました。小川一夫二軍監督は「選手たちが自信をつけてきているということでしょうか。二軍は、あくまでも一軍が勝っていくための育成、戦力供給の場。どれだけ一軍の日本一につながっていけるかが、目的です。とはいえ、勝つこと（優勝できたということ）は、その目的にも一歩一歩近づいているのかな、とも思います。いずれにしても選手たちがモチベーションを保ちながらよく戦いました。」と喜びの言葉を口にしました。

また、今季序盤に二軍でローテ入りし5月のファーム月間ＭＶＰにも輝いた嘉弥真投手。その活躍があり、現在は一軍で好結果を残す左腕は「今年はキャッチボールを大切にし、それが自分の成長につながりました。その中で、ファームでいろいろなことを試し、結果を残せたことが自信になり、今につながっていると思います」とコメントしました。さらに現在ウエスタンでトップの10勝をマークしている山中浩史投手は「クイック投法等で打者のタイミングを外す投球を勉強しているほか、毎日試合を行うプロの生活に順応してコンディションを維持するなど、ファームでは様々なことを学んでいます。10勝できたことは自信になっています。今は一軍に登録されているので、その経験を活かして一軍で結果を残したいです」と話しました。

ホークスはウエスタン優勝チームとして、10月5日（土）にファーム日本一をかけて「ファーム日本選手権」に臨みます。舞台は宮崎・サンマリンスタジアムです。「キャンプ地にも（リーグ優勝の）いい報告ができますね」と話し、一戦のみの真剣勝負での若鷹たちのさらなる成長と飛躍を期待していました。