【3月4日（火）　ホークス2―0タイガース　ヤフオクドーム】

「またホークスのユニフォームを着てヤフオクドームで投げることが出来て、興奮もしたし良い気持ちだった。僕が日本で野球をやれているのも、2007年にホークスがチャンスをくれたから。今日は本当に良かったよ」

スタンリッジ投手がオープン戦に初登板。先発して予定の3回を投げて被安打2、奪三振1、無四球で無失点に抑える好投を見せました。「（全体を通して）コントロールがすごく良かったとは思っていない。だけど、ゴロでアウトを取れた（9アウト中5アウト）のは良かったと思う」と自己分析。また、昨季まで在籍したタイガース相手のピッチングだったことについては「以前のチームメイトに投げることが出来るのは楽しみの一つ。でも、今はシーズンに向けて状態を上げていく段階だからね。集中していたよ」と笑顔も交えて話しました。初回の西岡選手に出塁を許した場面では巧みな牽制球を見せ、二盗を試みたところを鶴岡慎也選手の強肩もあって見事アウト。日本野球で実績を残してきたのを裏付けるプレーも見せており、今後はますます期待が高まりそうです。

そして、3番手ではルーキー岡本健投手がオープン戦初登板。初のヤフオクドームということもあり「ド緊張だったのかな？」と秋山幸二監督が語るように満塁のピンチを迎えましたが、何とか無失点で乗り切りました。「いい勉強になっただろう」（秋山監督）。次につながる投球になりました。