今年で10年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」が5月20日（火）より開幕するにあたり、前日の19日（月）にヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームで会見が行われました。ホークスからはチームを代表して長谷川勇也選手と今宮健太選手が出席しました。

ホークスは昨季交流戦4度目の優勝を果たしており、ここから一気に勢いをつけたいところ。また、長谷川選手は昨季の交流戦で打率.418をマークして、交流戦史上最高打率で首位打者に輝き、さらに交流戦MVPも獲得。「交流戦をきっかけに自分の打撃が上昇していった感じはあります」と話します。「昨年の自分の成績を塗り替えられるような打撃をしたい」と強い決意を口にしました。また、ホークスの交流戦での強さの秘密を訊ねられると、「交流戦はホーム2試合、ビジター2試合とセの1球団と計4試合しか戦わない。データや特徴を探りながらやるリーグ戦とは少し違い、ガチンコの力と力の勝負になります。その中で（過去）4度優勝できた」と自信をのぞかせました。

今宮選手は「去年の交流戦、優勝が決まった際にロッカーでみんなで騒いだことが記憶に残っています」と話し、「今、チームは3連敗していますが、雰囲気は悪くないです。松田さんという良いリーダーがいますから、そのおかげで明るいチームになっています」と、大阪遠征でのダメージがないことを強調。「（開幕カードで戦う）カープは勢いのあるチームですが、勝って僕らが勢いに乗って優勝したい」と連覇を力強く誓いました。

また、この会見にはカープから木村昇吾選手、丸佳浩選手が出席。さらにインターネット回線を通じて、仙台会場よりイーグルスの則本昂大投手、ベイスターズの三上朋也投手も出席して、ライバル球団同士が火花を散らしました。