2015/05/06 (水)
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工藤監督に贈る、柳田選手が超特大サヨナラ!

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柳田悠岐選手ヒーローインタビュー

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【5月5日(火・祝) ホークス4×-3マリーンズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男 柳田悠岐選手=延長11回、超特大のサヨナラホームラン>

でっかい夢や希望、プロ野球の醍醐味がいっぱいに詰まった光り輝く打球が、ライトスタンドの最上段に突き刺さりました。柳田悠岐選手が超特大のサヨナラホームランを放ちました。

3対3で迎えた延長11回裏1アウト。「(試合を)決める…、決められたらいいなと思って打席に入りました」。とにかく甘い球を強く打つ。それだけを考えていました。2球目、真ん中から少し内角高め寄りのストレートを持ち前の力一杯のフルスイングでとらえました。飛距離十分の打球はライトポール際ぎりぎり。「楽勝で入ったと思った。途中で(ポールを)巻くなと思ったので、走らなくてもいいと思った」と打席でじっと白球を見つめたまま。ホームランを確認すると、雄叫びを上げながら悠然とベースを1周しました。

5月5日は「こどもの日」です。柳田選手は「子どもたちはプロ野球選手のプレーを見て、プロ野球選手になりたいという夢を持ってくれると思うので、今日はいいプレーを見せることが出来て良かったです」と充実感いっぱいの表情を浮かべました。今季は「バットを最短距離で、内側から出す」ことに必死で取り組んでいます。その結果、昨年までならばこの日のような打球は切れてファウルになったところを、見事ホームランにすることが出来ました。「まだ、たまたまです。もっと練習しないと」。普段は天真爛漫な男も、野球の話になるとなぜか謙虚な姿勢に。ただ、それが柳田選手をどんどん成長させていく原動力にもなっているのでしょう。

そして、5月5日は工藤公康監督の誕生日でもあります。「現役時代に誕生日に投げて勝った記憶がない」と試合前からちょっと弱気で、途中に同点にされた時には「俺はベンチにいない方が良いのかな」と考えてしまったといいます。しかし、柳田選手をはじめ選手たちがくれた最高の白星プレゼントに笑顔、笑顔。お立ち台では柳田選手が「ハッピーバースデー」を満員のスタンドと一緒に歌ってお祝いすると、ベンチ裏にいた工藤監督もお立ち台まで出てきて大きく手を挙げて歓声に応えていました。

また、この試合の勝ち投手は延長11回を零封した二保旭投手。プロ初勝利から2日後に2勝目を手にし、ラッキーボーイとなっています。

2015年5月6日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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