松田宣浩選手の劇的サヨナラ弾の余韻もまだ残る中、先週の2カードもきっちり勝ち越したホークスの貯金は今季最多の41となりました。6日（日）にはクライマックスシリーズへの進出も確定。しかし、工藤公康監督は「我々の目標はあくまで優勝だから」ときっぱり。優勝マジックは「12」です。今週は週前半で2位・ファイターズとの直接対決3連戦。一気に「連覇」へ大接近のチャンスです。

そのファイターズ戦は初戦旭川、2戦目以降札幌ドームの変則日程となっています。今季の対ファイターズ戦は11勝6敗1分。札幌ドームで試合を行うのは5月以来となります。注目はこのカードで先発が予想される攝津正投手。現在5連勝中のエースが5年連続2桁勝利に王手をかけています。ホークスで5年連続10勝以上は和田毅投手（2003年～2007年）以来。右投手では山内孝徳投手（1982年～1988年・7年連続）以来となります。

また、打撃陣では松田選手に続く「30発バッター」の誕生に期待。現在29本塁打の柳田悠岐選手、同じく28本塁打の李大浩選手のバットからどのタイミングで快音が響くのか目が離せません。

週末もビジターで、今度のイーグルスと3連戦。先週末にヤフオクドームで戦ったこの対戦カード。松田選手の劇的な一発が再び見られるでしょうか。対戦成績は13勝4敗1分となっています。