9月9日（水）、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる、月間「スカパー！サヨナラ賞」の8月度受賞選手が決定し、パ・リーグ部門で柳田悠岐選手が選出されました。柳田選手は2012年8月度以来、2度目となります。

8月11日（火）に本拠地ヤフオクドームで行われたバファローズ戦の劇的サヨナラ本塁打が受賞の決め手となりました。4点ビハインドの9回裏、前打者の中村晃選手が2点タイムリーを放ち追い上げ、なおも2アウト一、二塁の場面。ここで倒れれば敗戦、もし一発が出れば…というこの大一番で、右中間へ豪快な第22号サヨナラ3ランホームランを放ったのです。最終回4点差逆転勝利、逆転サヨナラ3点本塁打はいずれも今シーズンのNPBでは初めてでした。

「決めてやろうという意識はなかった。しっかりスイングをしよう。当てに行くようなバッティングはしないと決めていました。打席に入る時に（登場曲の）『無責任ヒーロー』が流れて少し気がラクになりました（笑）」と試合後に話していた柳田選手。この劇的勝利が、チームに更なる勢いをもたらしたことは言うまでもありません。