2016/07/03 (日)
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復興支援へ、熊本から招待&復興マルシェ開催中

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「ファイト!九州 復興支援マッチ」として行われているファイターズ3連戦の第2ラウンド、7月2日(土)には、ホークス選手会による被災地支援として熊本県上益城郡の「広西野球クラブ」の子どもたちや保護者ら約50名を観戦招待しました。

ホークス選手会では被災者支援の一環として、熊本県で被災された少年野球チーム約1,060名 (※引率者・保護者等含む)をヤフオクドームでの観戦に招待。この観戦招待では、グラウンドでの練習見学や選手との記念撮影なども予定されており、ヤフオクドームで「生の野球」に触れてもらうことで、楽しい思い出を作ってもらいたいという目的で実施されるものです。

この日がその第1弾で、9月22日までの週末・夏休み期間にヤフオクドームで実施されるホークス主催23試合に観戦招待します。

選手会長の長谷川勇也選手が子供たち1人1人にサインを渡したり、写真撮影に応じたりなどしました。また、長谷川選手からは子どもたちに向けて「僕は昔、下手くそな方でした。でも、一生懸命に練習して、いまがあります。みんな、直にプロ野球選手見る機会はあまりないと思います。今日をきっかけに野球をもっと好きになってもらって、もっと上手くなるように練習してください。そして、今ホークスは1位です。一緒に優勝しましょう」とメッセージを送りました。そして「熱い気持ちにならないと野球は上手くならないし、強い男にもなれないよ」と言って、子どもたち、保護者の皆さんと一緒に「熱男」ポーズを決めました。

試合前にはこの日も選手が募金活動を行い、松田宣浩選手、吉村裕基選手、森福允彦投手、城所龍磨選手、岡本健投手、五十嵐亮太投手が参加しました。

また、ヤフオクドームのホークスタウン側(屋外)大階段下スペースでは、熊本地震の影響を受けている「飲食店や生産者を元気にする」ことを目標に、福岡市の協力のもと、熊本の飲食店や生産者を集めた「復興支援マルシェ」を3日(日)まで開催しています。震源地に近い、阿蘇・菊池や風評被害で観光客が激減している天草地域などから、12~15店舗が出店。車海老コロッケや焼き鳥、から揚げ、あか牛を使った丼や焼き菓子やアイス、熊本で取れた青果・商品などを販売しています。店主の方に話を聞くと、「阿蘇の西原村に店を構えていますが、水道はまだ復旧していないし、店の前の道路は左右どちらも通行止めのまま。再開のめどはたっていません」と厳しい現状を語りました。

ヤフオクドームへの野球観戦とともに熊本のグルメも楽しんでいただき、復興支援へのご協力をお願い申し上げます。

2016年7月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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