今季最多となった34,040人の大観衆の声援が背中を押してくれた。
5月3日（日・祝）マリーンズ戦（ヤフードーム）、杉内俊哉投手が序盤のピンチを乗り切り、今季3勝目をマークしました。

波乱の立ち上がりでした。2回、先制弾を献上してその後3四球。しかし、2死満塁から難しいセカンドゴロをこの日スタメンで出場した森本学選手が好捕してピンチを脱出すると、その後は「自分らしい投球ができた。リズムが良くなった」とゼロを並べました。7回2失点。「立ち上がりはもともと苦手だけど、これまでよりも調子が良くなる回が早くなっている。状態は良くなってきている」と手応えをしっかりとつかんで後続の投手にバトンタッチしました。

また、5月は杉内投手の得意な季節。2007年は5戦5勝、2008年は5試合4勝0敗で、この日の白星で5月は10連勝です。さらに、過去6度受賞した月間MVP も、半分は5月に受賞（2005年、2007年、2008年）したものです。「5月は寒くもないし暑くもない。6月はジメっとするしね」とニッコリ。

今月はまだ始まったばかり。この連勝街道をどこまで伸ばすことができるのか、目が離せません。