「4番」としての意地でした。7月10日（金）イーグルス戦（ヤフードーム）、0対0で迎えた延長11回裏2死満塁。絶好のサヨナラ機で、勝負を決める一打を放ったのは松中信彦選手でした。

左中間方向へ打球が飛ぶと、右手を高々と上げて派手に喜びました。
「このような試合を勝てるのはチームにとってプラス。最後にいい仕事ができました」と笑顔を見せました。
この松中選手の安打はチーム14本目でした。「ホントに（ホームが）遠かったな」と秋山幸二監督も苦笑い。何度もチャンスを作りながら“1点”を奪うことができませんでした。
「（相手先発の）田中マー君はピンチになると凄い球を投げていた。ただ、その速いストレートを仕留めきれなかった。いい投手との対戦は僕らもワクワクする。いい刺激になるし、励みになる。これからもまだ対戦する。今度はその球を一発で仕留めたい」。

ともかくホークスは3連勝。貯金を今季最多の15に伸ばし、2位に2.5差をつけての首位をキープしました。