2010/01/06 (水)

松中選手、実戦復帰の照準を定める

自主トレ先のグアムに出発するホークスの(右から)松中選手、小斉選手、松田選手、高谷選手
自主トレ先のグアムに出発するホークスの(右から)松中選手、小斉選手、松田選手、高谷選手
左ひじと右ひざをリハビリ中の松中信彦選手が、実戦復帰の照準を3月2日からのオープン戦6連戦(ヤフードーム)に定めた。5日に松田宣浩選手、高谷裕亮選手、小斉祐輔選手を引き連れて福岡空港から自主トレ先のグアムへ出発。10月の手術後、初めて復帰時期を口にした。

松中選手「(昨季に比べて)オープン戦が少ない分、実戦が減る。オープン戦にはなるべく出たい。できればドームで試合に出たい。」

今季は昨季に比べて2週間早い3月20日に開幕。本拠地でのオープン戦は同2日からの6連戦が最後になる。「開幕戦に合わせてやっていく」と逆算し、復帰スケジュールの青写真を描いた。

グアムではバットスイングを封印して、ランニングに重点を置く。現在はまだ全力疾走ができない状況だけに「まずは普通に走れるようにしたい。(自主トレ期間中に)ダッシュまでできれば」と慎重に調整を進めていく。例年なら減量に取り組む時期だが、今年は「結局リバウンドがくるので、特に(現在の97kgから)減量は考えてない。練習すれば自然と体は絞れる」と“自然体”で臨む方針。自身の完全復活だけを目指して、常夏の島で黙々と走り込む。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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