2010/01/12 (火)

新人5選手、合同自主トレに汗を流す

大獄神社の階段を軽快に駆け上る川原投手
大獄神社の階段を軽快に駆け上る川原投手
ドラフト1位の今宮健太選手が、華麗な守備を見せた。合同自主トレの全体練習終了後、星野順治コンディショニングコーチ補佐にノックをお願い。初めて遊撃につき、俊敏なフットワークで捕球と送球を繰り返した。「捕球してから投げるまでの速さは、かなり意識して練習してきたので誰にも負けたくない」と話していた。

ドラフト2位川原弘之投手が「階段ダッシュ」を余裕でこなした。この日の合同自主トレでは新人5選手が、名物トレーニングに挑戦。西戸崎室内練習場近くの大嶽神社にある108段の階段を5本、さらに坂道でのダッシュを3本消化した。08年の大場翔太投手、07年の大隣憲司投手など例年ほとんどの新人が息を切らすが、今年は違った。中でも川原投手は「高校の合宿で熊本にある3333段の階段を上ったことがあります」と余裕の表情。この階段は熊本・下益城郡にある「日本一の石段」。福岡大大濠では、熊本合宿の締めの練習として恒例だったのだ。川原投手は今日12日から高校の授業に出席するため、3日間合同自主トレを離れる。「1人でも、ちゃんと練習はやってきます」と自覚十分に話していた。

ドラフト5位の豊福晃司選手は居残り打撃練習を行った。全体練習終了後、個人練習で今宮選手らとノックを受けた。個人練習も終了し、1度寮の部屋に戻ってから再びバットを手に室内練習場へ。「今宮とかは普通に打てているのに自分はまだまだ。モヤモヤして…」と1人でマシン打撃に汗を流していた。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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