2010/01/12 (火)

下沖投手、あらためて「菊池超え」を誓う

新人の下沖投手(左端)を取材に訪れたテレビ岩手の女性リポーター(右端)
新人の下沖投手(左端)を取材に訪れたテレビ岩手の女性リポーター(右端)
おれがめんこいの星だ!ドラフト3位、下沖勇樹投手が11日、あらためて「菊池超え」を誓った。西戸崎室内練習場での新人合同自主トレ3日目。出身地である岩手からテレビ岩手の取材クルーが下沖投手の密着取材に訪れた。

「地元からわざわざ来ていただいてうれしいです」。遠く離れた慣れない地での生活の中、故郷岩手を思い出したのか。18歳下沖投手はほっとした笑顔を見せた。

「今年は岩手から3人のプロ選手が誕生したので、今月末に特番を組むことになりました」と同局の野田喜代志制作部長が異例の“博多取材”を説明する。3人とは下沖投手に加え、西武1位菊池雄星投手、広島5位伊東昴大投手だ。同部長は「下沖君は高校は青森でしたが、岩手の福岡中で全国優勝した選手。今回の特番では菊池君とは同じくらいの扱いになると思います」と付け加えた。

菊池投手とは同じ東北地方の強豪校エースとして切磋琢磨(せっさたくま)してきた。2年秋の東北大会準決勝では直接対決で投げ合って勝利した。変化球の握りを教えてもらったりメールも頻繁にやりとりする間柄でもあった。

だが、最近はあえて距離をおきメールもしていない。テレビや新聞では毎日のように、ライバルの映像や記事が目に入る。「(実力でも露出でも)いつかは必ず追い抜きたい」。この日も全体練習後にキャッチボールを繰り返した。負けん気の強い最速148km/h右腕は実力で菊池投手と張り合う。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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