自主トレを公開した川崎選手は、サッカーボールを使い荒々しく？トレーニング

自主トレで川崎選手は、タイヤを押しながら懸命にダッシュ

ムネリン改めヨシムネリンになる!?新選手会長の川崎宗則選手が「目安箱プラン」を明かした。ヤフードームや雁の巣球場、西戸崎室内練習場などの選手ロッカーに用紙と意見箱を設置して、選手の率直な意見や要望を集めやすくする計画だ。「若い人だと（意見を）言いにくいかもしれない。アンケートみたいに紙に書いてもらったりするのもいいかも」。これまでにも練習の合間を縫って選手の話を聞いてきたが、プランが実現すれば、シーズン中には顔を合わせる機会が少なくなる2軍メンバーとも意思の疎通が可能になる。

江戸幕府の8代将軍・徳川吉宗は市中に「目安箱」を設置して民衆の意見を集め「享保の改革」を断行した。川崎選手自身も昨年の契約更改の席でクライマックスシリーズでの特別査定ポイントの導入や、個人契約トレーナーの立ち入りエリア改善などを要求。新選手会長として、さっそくチーム改革に乗り出している。

28歳の新会長は自覚十分だ。「選手を代表して、選手がやりやすい環境をつくりたい。1つずつ解決していく」。チームを強くするために何が必要なのか。小さな声にも耳を傾けて“世直し”を進めていく。