2010/01/13 (水)

攝津投手、下半身強化で日本を代表するドクターKへ

自転車でグラウンド入りする左から馬原投手、攝津投手、神内投手
自転車でグラウンド入りする左から馬原投手、攝津投手、神内投手
攝津正投手が、下半身強化で「球児超え」を目指す。昨季のパ・リーグ新人王右腕は熊本で馬原孝浩投手、神内靖投手との合同トレを公開。プロ1年目の昨季は主にセットアッパーとして70試合に登板し、防御率1.47と文句のつけようのない活躍を見せた。特に目立ったのは奪三振。抜群の制球力を武器に、奪三振率11.52と、40試合以上登板した救援投手では阪神藤川投手に次ぎ両リーグ2位となる数字をマークした。

攝津投手「今季は1位?三振にこだわりはないですけど(三振を)取れる場面ではきっちり取れるようにしたい」。遠慮がちな表現ながら、力強いまなざしで「球児超え」を口にした。

日本を代表するドクターKに。自主トレでは下半身をいじめ抜いている。宿舎から練習場まで毎日約1時間かけて自転車で通勤するのが日課。練習中も200mのインターバル走などで徹底的に走り込む。

「けっこうしんどいです…」。言葉とは裏腹に、プロ入り後初めての経験に手ごたえを感じる。

今季の目標には、阪神藤川投手や久保田投手らも果たせなかった2年連続70試合登板も掲げている。達成すれば西鉄稲尾和久投手(58~59年)以来51年ぶり史上2人目の大偉業。昨季2位に甘んじた奪三振率トップの奪取と、伝説的記録の達成に向けて、攝津投手が着実に土台を固めている。
関連リンク > 、、
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 攝津投手、下半身強化で日本を代表するドクターKへ