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自主練習後、今宮選手はバスケットのボールで得意のサッカーテクニックを披露する |
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笑顔でノックに参加する今宮選手。後方左は中原選手、同右は下沖投手 |
全ポジションやれます!ドラフト1位今宮健太選手が、「究極のマルチプレーヤー」を宣言した。この日は居残り練習で本職の遊撃手に加え、二塁手の守備位置でもノックを受けた。「多数(のポジション)を守れる選手になりたい。『外野をやれ』と言われてもできるように」。高校時代には投手兼任で最速153km/hを記録。中学時代には外野手や捕手を務めたこともあり、全9ポジションとも素養がある。現実的に内野以外で起用される可能性は低いが、チームのためなら何でもやる覚悟だ。
居残り練習の最後にはサッカーのリフティングやソフトボールの下手投げ、バスケットボールのドリブルでも軽やかな動きを見せた。器用な18歳は「きつい練習もあるけど、バテても笑顔でやりたい」と、まずはポーカーフェースで首脳陣にアピールする。定位置奪取のため、多彩な才能をフル活用する。