2010/01/18 (月)

今宮選手、史上最年少盗塁王を狙う

30m走に挑戦した今宮選手は、4秒を切る好タイムを出した
30m走に挑戦した今宮選手は、4秒を切る好タイムを出した
ドラフト1位、今宮健太選手が史上最年少盗塁王を狙う。この日の新人合同自主トレで2度目となる30m走の計測。「(前回は)豊福がトップ、と新聞に書いていたので今日は本気を出しました」。負けん気十分に3.94秒の好記録をマークした。

入団会見で「盗塁王」を目標に掲げた。この日も「ちょろちょろして(相手に)うざがられる選手になりたいんです」。2リーグ制後、盗塁王のタイトルは05年西岡選手(ロッテ)54年吉田選手(阪神)56年河野選手(阪急)の21歳が最年少記録。「狙えるチャンスがある限りは狙いたい」。1年目での1軍デビュー同様、可能性がある限り狙っていく。

見守った山川周一2軍コンディショニングコーチは「速いですね。チームでもトップレベル、楽しみですね」と評価した。08年春季キャンプ初日の計測ではチームの平均タイムが4秒39.3秒台となると昨季ともに40盗塁を記録した川崎宗則選手、本多雄一選手など数選手に限られる。今宮選手は「スパイクだったら、もっと(タイムを)縮められるかも」と2月の春季キャンプは記録更新でさらなるアピールをうかがう。

同ポジションの川崎選手は高卒5年目の04年、23歳で盗塁王に輝いた。「心にとどめておきます」。遠慮がちに話したその目は、獲物を狙う黒ヒョウのような鋭さだった。

ドラフト2位の川原弘之投手がペースを上げた。晴天に恵まれたこの日は初めて屋外で遠投を行った。「久々でしたけど、思ったより投げられました」。全体練習終了後の個人練習ではブルペンの鏡の前でこちらも初となるシャドーピッチング。「今日は暖かかったので。キャンプまでにはブルペンに入れるようにしておきたいです」と自覚十分に話していた。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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