|
監督・コーチ懇親ゴルフのスタートを前に「ヤルゾ!」と気合を入れる秋山監督 |
秋山幸二監督が20日、「雄星丸裸プラン」を提案した。西武ドラフト1位菊池雄星投手の分析について「紅白戦、オープン戦を見ていくことになる。どう対応するのか。今も変化球をマスターしようとしたりしているしね」。敵チームの新人左腕の実戦登板を欠かさずチェックする方針を示した。
既に今季、対峙(たいじ)する相手として見ている。高卒ルーキーとはいえ「マー君は高卒1年目から出ていただろ。(西武渡辺監督も)そういう使い方をするだろう」と先発ローテ入りを確信している。しかも、デビュー戦でぶつかる可能性もある。今季公式戦で西武との初顔合わせは、3月30日から敵地西武ドームでの3連戦。開幕3カード目だが、今季は変則日程で開幕1カード目と2カード目は同じ投手の登板が可能。菊池が3カード目にはまれば、いきなり対決する。
「この時期は新戦力を(重点的に)見ないとね。(菊池投手は)直球は速いが、変化球がどうか。実際に見てみないと分からないからな」と秋山監督。この日は福岡県内でのゴルフコンペで英気を養った。優勝へ、黄金ルーキーを徹底分析していく。