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午後の自主練習でブルペンに入って投げ込む下沖投手 |
ドラフト3位下沖勇樹投手が21日、合同自主トレ初となるブルペン投球を行った。西戸崎室内練習で捕手を立たせたまま直球のみを40球。時折、力強い球でミットの乾いた音を響かせた。「まだ全然納得いかない。徐々に(調子を)上げていきたい」と最速148km/h右腕は汗をぬぐった。
光星学院でも野球部寮で生活したが、部屋にテレビはなかった。8日の入寮日には「今度からはテレビが見られる」と高校生らしく喜んだ。合同自主トレの練習後などを利用しテレビを買いに出かけたものの、1度目はキャッシュカードが出来ておらず断念。2度目の買い物で、ようやく念願のテレビをゲットした。「買えたけど、まだ部屋にきてないんで早く来ないかな」。あどけない笑顔を見せる18歳が、地道にライバルとの再戦を目指す。