2010/01/23 (土)

和田投手、「鉄の胃袋」を準備して臨戦態勢

自主トレから関西空港に帰国した和田投手
自主トレから関西空港に帰国した和田投手
和田毅投手が「鉄の胃袋」を準備した。22日、自主トレ先のハワイから関西空港に帰国。約2週間の滞在中、宣言していた1日6,000キロ以上のカロリー摂取を敢行。「1年間戦える胃袋?それは間違いないですね」とニヤリと笑った。

胃から汗が出る…と言われたのはかつての広島の猛練習だが、和田投手は実際に胃袋の鍛錬に励んだ。「1日換算だと6,000キロ以上。1食で5,000キロとかもあった。胃がデカくなりましたよ」。和食中心にタンパク質をたっぷりと摂取。体重77kgからの増量には「ポンド換算なので分からないんです」と苦笑したが、充実感に満ちた表情だ。

左ひじを故障した昨季は4勝。だがハワイでは7回ブルペン入り。うち3回は捕手を座らせ、1日最多で約70球を投げた。「悪いときに比べたらずっといい」。同行した日本ハム松家投手、横浜黒羽根選手、ヤクルト赤川投手の若手にも刺激された。

2年連続の開幕完封、21勝、200投球回、200奪三振と目標は高いが「それを目指して練習してきた」。そのカギを握る左ひじ、そして胃袋は臨戦態勢に入った。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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