2010/01/27 (水)

先発ローテーション争いに早くも熱気

岩崎投手の投球練習を見つめる斉藤投手
岩崎投手の投球練習を見つめる斉藤投手
ホークスの先発ローテーション争いが26日、早くも熱気を帯びた。今季は開幕が昨季より約2週間早いこともあり、この日は西戸崎室内練習場のブルペンは大盛況。開幕ローテ入りを目指す大隣憲司投手、岩崎翔投手、小椋真介投手らを筆頭に、中継ぎ陣に新人も含めた9人もの投手がブルペン入りした。

08年11勝、09年8勝を挙げながらローテ入りを確約されていない大隣投手は、立ち投げで約30球。「去年と違って今年は肩ひじや体に問題ない。2月1日からしっかり動けるようにしておきたい」と、順調な調整ぶりをアピールした。

3年目で初のローテ入りを目指す20歳の岩崎翔投手は、立ち投げで変化球を交え約90球を投じた。今オフ小久保裕紀選手、斉藤和巳投手らの米アリゾナ自主トレに初参加し体重が4kg増加した。「開幕ローテ?そこは入っていかないといけない」。体だけでなく一回り成長した姿を見せつけた。

現時点では杉内俊哉投手、和田毅投手、ホールトン投手だけが開幕ローテ入りを確約されている。大隣投手らと残りの枠を争う岩崎投手は「大隣さんとかが投げているのを見ると刺激になる」。中継ぎ陣でもベテランの水田章雄投手が投げ込みを行うなど、春季キャンプ開始前からブルペンは緊張感に包まれていた。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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