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グアムから帰国後、西戸崎室内練習場を訪れた松田選手は鏡を見ながら素振りする |
松田宣浩選手がプロ5年目の今季、新打法に取り組むことを明かした。この日、松中らとともに、グアム自主トレから帰国。「ステップの幅を狭めるようにしました。半足分くらいですかね」。これまでは左足を大きく踏み出していたが、ステップ幅を縮めた新スタイルで臨むつもりだ。
きっかけは、グアム滞在中の“師匠”のひと言だった。「松中さんに例年以上にバッティングのアドバイスをもらった。足(ステップ幅)を狭めてみた方がいい、と言われました」(松田選手)。すでにティー打撃では新打法にチャレンジ。軸足となる右足に重心を残す意識で打ってみたところ、飛距離は落ちるどころか、右方向にも「よう、飛んでます」。フォーム改造に取り組むとあって、この日は帰国即、西戸崎室内練習場に向かって、マシン打撃を敢行した。
2月春季キャンプでは、李●浩選手とのサード争いが待ちかまえている。「競争ですから。負けないという気持ちをもってやっている」と松田選手。新たなスタイルを磨き上げ、助っ人とのポジション争いも制する決意だ。
※●は木へんに凡