 |
| 6回から登板した馬原投手は3人をパーフェクトに抑える |
 |
| セットポジションから投球する馬原投手 |
 |
| 紅白戦の6回に登板し無安打と好投したファルケンボーグ投手 |
| |
149km/hで発進!ホークスの守護神・馬原孝浩投手が完全復調を宣言だ。20日の紅白戦に初登板。1回を投げ、無安打無失点のパーフェクトピッチングを演じた。いきなり初球が最速の149km/hをマーク。無走者でもセットポジションで投球するスタイルに変更。昨年不調に苦しんだ背番号14が復活するとともに、ファルケンボーグ投手も右ひじ炎症の後遺症がないことをアピールした。
馬原投手が、力強く10年シーズンの一歩を踏み出した。初の紅白戦マウンド。初球から全開だ。打者はオーティズ選手。高めボールながら、スコアボードの表示には、いきなり149km/hがたたき出された。2球目の144km/h直球でオーティズ選手を中飛に打ち取ると、続く長谷川勇也選手は1球で遊ゴロに仕留めた。圧巻は2死無走者で小斉祐輔選手の場面。低めに2球続けてフォークを投じ、連続で空振り。最後は外角低めの直球で投ゴロ。わずか6球でのフィニッシュに、守護神の風格が漂っていた。
馬原投手「アウトのなり方がいいですね。打者の反応が、(自分の状態が)いいときのものに戻っている。押し込めています。本当はファウルにさせたいのですが、少しシュート回転しているということでしょう。」
冷静に自分の状況を観察しつつ、完全復調を堂々と宣言した。
新たなスタイルも定着しつつある。今季からは無走者でもセットポジションで投げることに決めた。不調に悩んだ昨季終盤、調整法として取り入れたものだったが、腕の軌道が安定するメリットを発見。この日のフォークも低めのストライクゾーンからボールに外れるものだった。
馬原投手「今年はセットでいきます。フォーク?縦に落ちている。体の使い方がいいということ。落としたいところから、落とせている。」
ホークス投手として最多の通算129セーブを誇る男の口調には自信がみなぎっていた。
チームは現時点で先発ローテ6人が確立されていない。救援陣の調整遅れは致命傷にもなりかねないだけに、馬原投手の1回完全投球には、首脳陣も安どの表情だ。秋山幸二監督は「馬原は順調だね。ファルも順調」。ホークスの誇るリリーフトリオ「SBM」。その核を担う背番号14が、完ぺきなスタートを切った。