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| 9回裏無死二塁、仲沢選手の右飛でタッチアップし三塁を狙う明石選手 |
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| 2回裏、本塁を狙った一塁走者田上選手だったが惜しくもアウトとなり、両手を広げ苦笑い |
「大ちゃん流」の攻撃的走塁を見せつけた。斗山(韓国)との練習試合で次々と足技を仕掛け、5回の逆転につなげた。新任の大石大二郎ヘッドコーチの掲げる積極走塁が形を見せ始めた。
(1)重盗
初回無死一、二塁で一塁走者の柴原洋選手と二塁走者の本多雄一選手が重盗を仕掛けた(本多選手がアウト)。
(2)例外なし
1死一塁から小斉祐輔選手の左中間二塁打で、俊足とはほど遠い田上秀則選手が一気に本塁を突いたが、好返球で再び失敗。
(3)とにかく前進
1点差を追う5回無死一、三塁から一塁走者の明石健志選手が二盗に成功。本多選手の同点右犠飛の間に三塁へ進んだ明石選手は、続く柴原選手の二ゴロの際に前進守備をものともせず本塁へ突入。勝ち越しのホームを踏んだ。
失敗を恐れずに攻め抜いた。大石ヘッドは「ああいうプレー(明石選手の走塁)は大きい」と手放しでたたえた。今キャンプの実戦では「とにかく積極的に走る。足の遅い人でも盗塁を試みている」と走塁意識の向上に力を入れる。イズムは着実にチームへ浸透している。
ネット裏の偵察隊も身を乗り出した。埼玉西武の根本スコアラーは「走る能力のある選手はすべて警戒しないと」と戦々恐々。大石イズムの浸透に「去年のオリックスは相手投手が投げる前にスタートを切るぐらい積極的に走ってきた。大石ヘッドに替わって(ホークスは)どんどん走ってくるはず」と警戒を強める。
完成形はまだ先だ。大石ヘッドは「三盗はまだうまくいってない」と課題を挙げた。昨季12球団トップの126盗塁をマークした日本最速軍団が、さらなる高みを目指す。