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| 秋山監督に開幕4番が理想と言わしめた松中選手は、この日もB組調整でキャッチボールを行う |
秋山幸二監督、右ひざリハビリ中でB組(2軍)帯同している松中信彦選手のシーズン開幕4番プランを初めて口にした。24日、A組(1軍)が宮崎春季キャンプを打ち上げ。開幕オーダーについて触れた同監督は、4番松中選手を据える形が理想と明言した。1番本多雄一選手、2番川崎宗徳選手の上位打線も不動する方針で、10年型ラインアップが見えてきた。
秋山監督がキャンプ最終日に開幕オーダーの根幹を垣間見せた。3月20日のシーズン開幕まで1ヶ月弱。その大一番に4番として最もふさわしいと考えているのは、A組にいない松中選手だった。「松中の4番で開幕?理想としては、そうなる。そればかりは段階を踏んでいかないといけない。いないことも考えながら、やっていかないといけない」(秋山監督)。まだB組の全体練習にも合流できていない主砲の4番復帰をベストオーダーとした。
松中選手にとっても、秋山監督の構想は発奮材料になるだろう。室内練習場でマシン打撃に取り組んだ松中選手だが、ランニング練習で右ひざの回復具合が良好であることを証明するシーンもあった。10mほどの間隔で蛇行するスラローム走を10日ぶりにメニューへ組み入れた。順調に回復のステップを上げれば、B組キャンプ打ち上げの28日に宮崎を離れて以降、1軍合流して本拠地・ヤフードームで本格的な打撃調整に入る。秋山監督の開幕4番プランに、背番号3は「ありがとうございます」と目を輝かせた。
松中選手が開幕4番を務めれば、03年以降8年連続となる。もちろん構想が崩れる可能性もある。それでも、秋山監督は動じない。「まだ考えていない。考える時期じゃない。今は選手の状態を上げる時期」。言葉の裏には、多くの4番候補の存在がある。
通算384本塁打の主将小久保裕紀選手が、飛距離にこだわったキャンプを完走。昨季途中から加入したオーティズ選手は、キャンプ初日から鋭い打球を飛ばし、意識の高さをうかがわせた。能力抜群の多村仁志選手、成長著しい松田宣浩選手もいる。「最後に優勝すれば、このキャンプが100点になる」と秋山監督。Vへ向けて最初の一歩となる開幕戦で、4番に松中選手の名が呼ばれるか注目だ。