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2010/02/28

杉内投手、7個の三振を奪う圧巻の内容を披露

広島戦に先発し4回7奪三振と好投した杉内投手
広島戦に先発し4回7奪三振と好投した杉内投手
待ってろダルビッシュ!ホークス杉内俊哉投手が27日、6者連続三振を奪うなど7個の三振を奪う圧巻の内容を披露した。初登板となった広島とのオープン戦は4回1安打無失点。既に先発が内定している日本ハムとの開幕戦(3月20日、札幌ドーム)へ向けて順調な仕上がりをアピールした。昨季まで課題だった初回から全力投球を意識するなど、大舞台でのダルビッシュ投手との対決へ早くも気合十分だ。

杉内投手の気合が、みなぎった。初回1死。広島2番梵選手を2球で追い込むと、いきなり伝家の宝刀チェンジアップで空振り三振。続く3番広瀬選手には、カウント2-1から143km/hの直球を内角ギリギリに投げ込んだ。バットをピクリともさせず見逃し三振。これだけでは終わらない。2回には4番栗原選手からの中軸を3者連続三振。3回の先頭打者、会沢まで6者連続三振を奪った。

杉内投手「十分、出来すぎ。初回からとばしていった。今年は初回から思いきり腕を振っていく。初回から飛ばしていって、どこまで持つか楽しみ。(今日の)4回までは全然もった。」

全力で4回を投げ終え、余裕の表情でマウンドを降りた。許した安打は1。マスクをかぶった田上秀則選手も「直球も変化球もきていた。文句のつけようがない」。初回から全力の杉内投手に、スキなど見当たらない。

さらなる高みを目指すための挑戦だ。15勝を挙げ、最優秀投手(勝率7割5分)にも輝いた昨季は26試合で59失点を喫した。そのうち1回から4回までの失点が34。「(昨季は)序盤にやられることがあった。打線(と相手投手)の相性とかもあるけど、今季は初回から飛ばしていくつもり」。開幕戦などの1点を争うエース対決では、絶対に先制点は許さない。エースとしての決意の表れだ。

今キャンプの休日、自らが音頭を取りバッテリー会ゴルフを行った。「スコアは関係ない」とチーム内の親睦(しんぼく)を深めることが目的。前半のスコアが44だった杉内は、昼食休憩で早々と食事を済ませた。後半スタート前に、真剣に20分以上もパター練習を行った。結局後半のスコアは38。負けず嫌いと向上心、それを支える集中力がエースたるゆえんだ。

この日は沖縄・名護で日本ハム・ダルビッシュ投手もオープン戦に初登板した。5回4安打2失点。球場を離れる際、杉内投手は「リンデンに(本塁打を)打たれたんでしょ。本当は3回で降りるはずだったんでしょ」と宿敵を気にかけた。あと20日に迫った開幕戦。この日の杉内投手を見て、負けると思った人はいないはずだ。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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