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「王貞治ベースボールミュージアム」設立を発表する王会長(左)と孫オーナー |
「王貞治ベースボールミュージアム」が今年7月3日にヤフードーム内に開館する。ホークスが10日、発表した。都内ホテルで孫正義オーナー、王貞治球団会長らが記者会見を行った。同グループ創業30年を記念するとともに、王会長の足跡を称え、次代の子供たちに野球の楽しさを伝えることが主目的。王球団会長は「野球選手として足跡を、将来を担う子供たちにつなげて頂ける、こんなうれしいことはありません。喜びとともにもっと頑張らないとな、と意を強くしています」と語った。
来場者のニーズに合わせ、発展的に展示内容をリニューアルする予定で、iPhoneとも企画が連動されるという。孫オーナーは「鈴木投手の当時の速度、コーナーをそのまま再現したい」と、ピッチングマシンで王球団会長が現役時代に756号を放った相手投手のヤクルト鈴木康二朗さんの球を完全再現するプランも打ち上げた。