4月28日（水）のイーグルス戦（ヤフードーム）で自身2連勝を飾った高橋秀聡投手。自己最長の8回を投げ切っての白星でした。

成長を感じさせたマウンドでした。立ち上がりはわずか10球で先制点を奪われてしまいました。それでも動じることなく「前回と同様に攻める気持ちで投げた」とストライクを先行させる投球。続く中村選手はカウント2－0から併殺打に打ち取ってピンチを脱しました。これには小久保裕紀選手も「以前はドタバタする印象だったが、まったく違っていた」と称えていました。

3回に大量援護をもらっても「守りに入らずに投げた」と高橋秀投手。8回までで105球と少ない球数でいけたのもストライク先行を貫いた結果。完投ペースでしたが「同期入団のトオル（高橋徹投手）が投げられたのがよかった」とプロ初登板の後輩と“高橋リレー”を実現できたことを喜んでいました。

2戦2勝の右腕は先発ローテの座を確かなものにしようとしていますが、「自分の中では結果が出なければ後がないと思ってやっています。油断することはないようにしたい」と引き締まった表情で話しました。