2010/10/22 (金)

オーティズ選手、“生涯ホークス”を熱望

手を振って搭乗口に向かうオーティズ選手
手を振って搭乗口に向かうオーティズ選手
オーティズ選手が“生涯ホークス”を熱望した。21日に福岡空港から成田経由で米国へ帰国。来季も残留が決定的だが「ホークスで現役を終えたい。(09年に途中加入して)この2年間は日本でのキャリアでベストだったと思うし、ファンや街も大好きだから」と熱い思いを口にした。

来季はまず「生涯最高」に挑む。今季は117試合に出場してリーグ5位の24本塁打を放ったほか、打率2割7分、81打点の数字を残した。「今年はできなかったけど、来年は自分の記録(03年オリックス時代の33本塁打)を破りたい」。8月に右ひざ半月板損傷で離脱するまではオリックスT-岡田選手とトップを争っていた本塁打王も射程に入れる。

帰国後の調整は右ひざの状態を見ての判断となる。シーズン中は手術を回避したが、あらためて米国内でメディカルチェックを受け、診断結果次第ではメスを入れる可能性もある。「ドクターと相談して決めたい。2月(キャンプイン)には間に合うようにしたい」と説明した。2年後の12年にはFA資格を満たし、日本選手扱いでプレーすることも可能になる。身も心も「博多っ子」になって、ホークスのために全力をささげる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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